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こんばんわ。自分もMOSキャリパーには興味あるのでちょっと数式化してみました(笑
そんなに難しくないと思いますが、苦手な方は点線から下のほうだけ読んでいただければよろしいかと(^^;
マスター側のピストンの断面積(もちろん、ピストン径に2乗で比例)をa、ブレーキレ
バーからピストンに入力される力をf、マスター側ピストンのストロークをsとします。
同様に、キャリパー側のピストンの断面積をA、ローターを挟みこむ力をF、ピストンの
移動量をSとします。
すると、パスカルの原理(圧力は全ての表面に均等にかかる)から、圧力をPと仮定すれば
P=f/a=F/A。
また、マスター側、キャリパー側において移動するフルードの量Lは等しいので、
L=a・s=A・S。
ともに、キャリパー側を主体にして考えると
F=(f・A)/a (i)
S=(a・s)/A (ii)
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(i)から、ローターを挟みこむ力が一定であるにはa(マスター径)が大きければ大きいほどf(ブレーキレバーの入力)かA(キャリパーピストン径)を大きくとる必要がありますし、a(マスター径)一定でA(キャリパーピストン径)を大きくするとブレーキの効力は大きくなります(yokoGさんのカートのお話)。
また(ii)からブレーキが効くのに必要なキャリパーピストンのストローク量は、a(マスター径)が大きくなればs(ブレーキレバーのストローク)が小さくなり、a(マスター径)が小さくなればs(ブレーキレバーのストローク)が大きく必要です(つまりマスター径がキャリパーピストンに対して大きければタッチが硬く、小さければ柔らかくなる)。
個人的には、ストロークの量でコントロールするより、タッチが硬めでレバーへの入力だけでコントロールするほうが好みなので、パッドは効きの良いのを使います(キャリパーピストンが挟みこむ力は少し弱くなるので)。
駄文、失礼しました m(__)m
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