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今日、明日と東北地方は雨降り天気のようで、明日のツーリング難しいような感じです。「みずほの里ロード」でGoogle検索すると結構ヒットしますがテープカットの写真が殆どで風景、ルート図など少ないですね。それもそのはず、先月30日開通したばかりの大規模農道でした。
農道とは言っても、県が本格的に整備した高規格農道で3桁国道より立派な道路です。正式には「奥羽山麓大規模農道」、通称「みずほ(瑞穂)の里ロード」と言うもので、横手市から仙北市(角館)までの約40kmで、これまで横手から田沢湖に行くには、かなり遠回りをするしかありませんでしたが、国道106号と国道47号をショートカットできるので、宮城県から峠越して秋田に抜け、田沢湖、八幡平方面に向かうと、東北道を使わなくとも殆ど同じ時間で到着できるかもしれないのです。
ライダーであり、土日は田舎で両親の農業を手伝っている立場としては立派な農道や林道整備は多いに結構なんですが、税金を納めるサラリーマンとしては、複雑な気持ちです。(その他、高規格農道開通で子供やお年寄りの悲惨な交通事故も懸念されます。)
大規模農道や林道の殆どは、その道が無くとも地域の生活に困らず、地元の立場としては「無いより有ったほうが便利」位の程度です。そんな道路のため、巨額な予算(借金)が投入され、完成してからは沿道の除草や除雪、定期的な補修と高額な維持費が発生してしまうので、自治体の財政を圧迫してしまうのです。
んな事言っても出来ちゃったもんはしょうがないので、この農道を利用しない手はありません。首都圏からは、横手市って遙か遠い所と思われるかもしれませんが、東北道北上JCTから約30分位で横手市に到着しますので田沢湖、八幡平に行かれる方は盛岡ICから向かうより高速代を節約できるし、単調な高速より運転が飽きないかもしれません。(東北道から八幡平に入って田沢湖に抜けた時にも、この道を活用できます。)
横手市から「みずほの里ロード」に入るときは、特に案内板がないので難しいですが、県立横手高校を目標にして、近くの方に聞いてみると良いかもしれません。開通したばかりで地図にも載ってませんので…
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