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皆さんこんにちは! ほぼ合法TDM?のyasuoです。
97年に購入して8年、早いもので4回目の車検を受けてきました。
毎回ユーザー車検で安易に済ませていますので、今回も全然問題ナシ!
マフラーもJMCAモノで安心だし!と思っていたのですが、今回は苦労しました。
ユーザー車検実践の方に情報をと思い、超長文ですが最近の車検トレンドを報告します。
今までは車検対策の部品交換などと無縁で、爆音マフラーも社外ハンドルも
戻さずに持ち込んでも、光軸以外は一発で合格していました。
ところがこの2年の間に法改正があったのか指導が入ったのか分かりませんが、
検査員の目(基準)が明らかに厳しくなっています。
<以下、東京多摩陸運支局のケースです。地域差があると思いますのでご参考まで>
同一性確認という項目で、車両の周りを検査官が一回りして、いわく
『これ、社外ハンドルだね?幅は記載通りですか?』(許容範囲は2センチ)
メジャーで測定され、車検証記載より5CMほど狭いという判定でNGに。
『純正に戻して来るか、構造変更申請のどちらかを』と言われました。動揺。
前回まではこのまま合格したのに〜!などとゴネても無理っぽい雰囲気です。
色々と考えましたが、どちらも面倒だったため、スロットルホルダーやキルスイッチ、
マスターシリンダーの類を目一杯外側に寄せ、ブレーキレバーが3cmほど飛び
出す位置まで移動させて、2ラウンド目に挑んでみました。
結果、『ん〜〜〜〜、OK…だね。』 ハンドル全幅よりもレバーが外側に出ていれば、
そのレバー先端が計測点になる訳ですね。(ミラーは除外)
(注:社外ハンドルでも、スイッチ位置決め穴をちゃんと開けた場合は無理な裏技で…)
次にマフラー。
『これ、社外マフラーだから、騒音を調べさせてね〜』
現在のyasuo号はTRX用・SP忠男1本出しコンバット・JMCAプレート付ですが
市販マフラーと分かれば、(少なくとも多摩の場合は)認定プレートに関係なく
計測しているようです。
最高出力の50%回転維持と、そこからパッとアクセル全閉にして、その過程の
最大騒音(近接排気騒音)を計測。
〔測定方法〕 http://www.jmca.gr.jp/nintei/koumoku.htm
〔規制値〕 http://www.jmca.gr.jp/souon.htm
排気音以外にキャブ付近から賑やかな音が聞こえつつ、額に脂汗タラリ…
『バババヴァァァァ〜〜(3,750rpmまで上げる)〜〜ンンボン(アイドリングへ)』
測定結果は96db。合格でした。
JMCA認定でも爆音系なEi○yuあたりが心配になる検査です。
検査待ちと思われるショップ持込のXJR1200は、テックサーフのマフラーに、
ピカピカ新品なアルミバッフルがねじ込まれていました。ショップは対策してますね。
ヘッドライト検査も、1ラウンド目に不合格。リアサスをノーマルに戻した影響
で高さが狂っていたようですね。駐車場で少し調整して2ラウンド目。回転も上げて
明るく! …でも不合格。
TDMはクルマでいう四灯式に該当するためロービーム側をテープ等で塞ぎ、
ハイビームだけを測定するのですが、開き直ってロービームのテーピングを
剥がして3回目トライ。 …なぜか合格しました。これはいまだに謎です。
事前にテスター屋さんに寄れば心配無用ですが、ここさえもケチってます。
足回りはノーマルに見えたのか、ノーチェックでした。純正流用系なら今まで
通り、大丈夫でしょう。
(私のF17インチ化はスルー。猫足、YZFアーム、MOSもきっと…)
キャブレターも、TDM850の場合は全く見えないせいか、指摘はありませんでした。
TRXはキャブが覗けますので、ファンネル仕様ではブリーザーホースの処理を
じっくり見られる可能性があるかもしれません。大気開放の場所に注意です。
そういえば、エンジン打刻の確認はパスされました。普通は排気量か原動機形式
の確認をすることが多いのですが。偶然かもしれませんが…。
…その他の項目は順調に終わり、ようやく合格。
今回は新しい車検証とステッカーの重みをずっしりと感じて終了しました。
疲労というより心労。イヤな汗。車検でこんなにドキドキしたのは初めてです。
<整備も車検もセルフで行う方に>
最近は年式によってヘッドライトスイッチNGとか、排ガス検査が必須だったり、
車検制度も環境の変化に応じて改定が多いです。
カスタム状態のままでユーザー車検を受ける際には、地元の陸事の検査レベル
を事前に情報収集をされることをお勧めします。
前回同様でOK!と考えていた私のように、現地で慌てないためにも(^_^;)
※車検対策や体験談など、情報がありましたらぜひお聞かせください!
では。
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